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茨城県の小学校へいじめ防止出前授業

今年度最初の茨城県への出前授業でした。
教育委員会との長い連携で今年で10年目になります。
今回は午前中に一校を訪問して「CEPいじめと人権ワークショップ」を実施しました。
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                 視聴覚室で5,6年生合同でした


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             いじめと差別について生徒にも参加してもらいました


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              いじめと犯罪について一緒に考えました


# by ckdmhrbb | 2024-09-13 11:56 | CEPいじめと人権ワークショップ | Comments(0)

30,000人の子どものアンケートを保管しています

研究者、専門家、団体の皆様へお願い

団体発足20年を機に23,500人の子どものアンケートをまとめた「いじめのリアル」は1000冊重版して、
全国の公立中央図書館、教員養成大学などに寄贈し、残りは40冊程度になりました。
現在は発足26年で30,000人の子どものアンケートを保管しています。

実は当会ではアンケートの子どもの言葉に注目して出版しましたが、
アンケート集計作業でいくつか感じたことがありました。例えば

1.相談相手を聞いたところ、以前は「犬、ハムスター、とかげ、かめ、ウサギ、キンギョ、人形」など
バラエティーがあったが最近は「父母、先生、友達」などに限られる。
2.「相談相手がいない」と答えた子が以前は中学年以上だったのが最近は小学1年生でもクラスに複数人いる。
3.「いじめを見たことがある」と答える子はほとんどが自分自身がいじめられた経験があるケースが多く、
「見たことがない」と答える子はいじめられた経験がないと言う。
4.いじめられた時の気持ちは以前は「つらい、学校に行きたくない、死にたい」などでしたが、
最近は「殺殺殺、殺す、死ね」など攻撃的なものも増えている。
などです。

こういった傾向などを統計で分析できれば意味があるかと思うのですが、当会にはこれ以上の作業は無理なので、
どなたか研究者など興味のある方にアンケートを提供して、資料として研究して頂けたらと考えております。

現在、当会倉庫に保存しているアンケートはA4ファイルで5~6センチの厚みのものが約80個あり、
段ボール箱にすれば10個位になるかと思います。
恐らくは研究室とか、団体とかの人手がある所でないと難しいのかもしれません。
このような資料の二次利用の提案をご検討いただけましたら下記にご連絡ください。

E-mail kodomohiroba2022@yahoo.co.jp 
NPO法人市民共同学習プロジェクト子どもひろば 代表理事 高橋真佐美

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# by ckdmhrbb | 2024-09-11 11:50 | いじめのリアル 23,500人の子どもの | Comments(0)

国連子どもの権利条約

国連子どもの権利条約 ~どんなことが書いてあるのだろう~

1989年国連総会で採択され、1994年日本が世界で158番目に批准(締結)、
2023年世界の196か国が批准しています。

第1部

《大前提》
第1条17歳までが子ども、18歳からが大人
第2条どんな理由でも差別されない
第3条子どもにとって1番良いことを優先される
第4条国はこの条約を守る義務がある
第5条国は親が子どもを指導する権利を尊重する義務がある

《子どもの権利について》
第6条命を守られて成長する
第7条生まれたら名前と国籍を持つ
第8条ありのままの自分を尊重される
第9条家族と一緒に暮らす
第10条国境を越えて引き離された親子は再会できる
第11条無理やり国外に連れ出されない
第12条自分自身のことについては自分の意見を述べる
第13条自分を表現する自由と情報を得る自由
第14条自分の考えを持つ自由、好きな宗教を信じる自由
第15条自由な仲間作りや活動
第16条知られたくない秘密を守る(プライバシー)
第17条適切な情報へのアクセス

《親と国のこと》
第18条 両親が子どもの養育権を持ち、国がこれを援助する
第19条 親の虐待から保護される
第20条 親や家庭を失った子どもは国に保護される
第21条 養子縁組は権威ある期間が責任を持ち、金もうけに利用されない
第22条 紛争や飢餓から国外に逃れた難民の子どもは保護と援助を受ける

《生存とケア》
第23条 障害児は社会参加ができるように、十分な援助を受ける
第24条 栄養ある食事、清潔な飲水、健康と医療の援助
第25条 医療施設の子どもは定期的審査を受けられる
第26条 社会保障を受ける
第27条 発達のために十分な生活水準

《教育と文化》
第28条 義務教育は無料で誰でも受けられる
第29条 教育の目的は自分の可能性を生かし、互いの違いを尊重しあい、
自然を大切にし、社会で生活するため
第30条 少数民族や先住民の子どもはその文化、信仰、言語を尊重される
第31条 休む、遊ぶ、レクリエーション、文化的芸術的生活に参加する

《保護される権利》
第32条 金儲けに利用されない、危険で有害な労働から保護される
第33条 麻薬や有害な薬物から守られ、不法な生産や取引に利用されない
第34条 性的虐待、児童買春、児童ポルノから守られる
第35条 誘拐、売買、取引から守られる
第36条 子ども人格や人生を尊重しなければならない
第37条 拷問や残虐な扱い、死刑、終身刑を禁止する
第38条 武力紛争から保護され、15歳以下は徴兵されない
第39条 犠牲になったり被害を受けた子どもは、心と体の傷を回復し 
    社会復帰できるようにする

《少年司法》
第40条 犯罪を犯した子どもは自白を強要されない、プライバシーを尊重される

《法律》
第41条 すでにある法律や国際法を合わせて子どもの権利を確保する

第2部
*国と国連の関係  第42条~45条

第3部
*手続き      第46条~54条




# by ckdmhrbb | 2024-09-11 11:38 | その他 | Comments(0)

出前授業のプログラムと講師料

 発足以来25年間、学校、保護者会、役所、教育委員会などから申し込みを受けて実施しています。

プログラムの種類

実施対象

プログラムの内容

実施

開始

CEP親子の安全

トレーニング

年長児

通学路の子どもの連れ去り被害の防止。

自分で身を守るロールプレイが中心。

後半の保護者向けは安全な社会について。

2004

CEP子どもの安全

トレーニング

学童クラブ

通学路の子どもの連れ去り被害の防止。

いじめから自分を守る、友だちと助け合う

ロールプレイが中心。

2013

CEPいじめをやめよう

ワークショップ

小学校低学年

いじめがなぜいけないのか気づく。

自分の気持ちを言う、友だちに相談する、

友達から相談されるなどのロールプレイ

2007

CAP「子どもの

暴力防止教育」

小学校中学年

子ども同士や大人からの暴力から身を

守る、大人に相談するなどのロールプレイ

1997

CEPいじめと人権

ワークショップ

小学校高学年

~中学生

いじめとけんか、犯罪、差別意識、ストレス、

人権、自殺などについて皆で考える

有名人やユーチューバーの経験談。

2006

 なお、発足以来多くのオリジナルプログラムを開発実施してきましたが、現在はこの5種類です。

  

実施対象

所要時間

講師料

交通費別(2人分)

子ども向け 1クラス

45分~50

18,000

東京都 6,000

  〃   2クラス

  〃

27,000

     〃

  3クラス

  〃

36,000

     〃

  4クラス

  〃

45,000

     〃

  5クラス

  〃

54,000

     〃

  6クラス

  〃

63,000

     〃

保護者向け

  90

28,000

     〃

親子合同(安全トレーニング)

90

23,000

     〃

教職員向け~30

90

30,000

 〃

教職員向け~60

90

60,000

     〃

教職員向け~90

90

90,000

     〃

東京都以外 実費の2



  連絡先     E-mail kodomohiroba2022@yahoo.co.jp


# by ckdmhrbb | 2024-09-11 10:59 | 出前授業実施について | Comments(0)

団体の歩み


1997年    ボランティアグループ子どもひろば・CAP発足
1998年    朝日タウンズ記事掲載(CAP)
        NHKBSボランティアネット放映(ボランティア)
        法務省人権擁護局広報ビデオ撮影 (ヒューマンライツ・シンフォニー)
        東京新聞記事掲載(CAP)
1999年    朝日新聞記事掲載(東京弁護士会「世界人権宣言」冊子抗議
2000年    NPO法人市民共同学習プロジェクト子どもひろば設立
        東京キワニスクラブ青少年教育賞受賞
        読売新聞記事掲載(東京キワニスクラブ青少年教育賞受賞)
2001年    朝日タウンズ記事掲載(CAP武蔵野市の取り組み)
       「CEP国連子どもの権利条約ワークショップ」プログラム開発
2003年    朝日タウンズ記事掲載(ホームレス団体との交流)
2004年    「CEP親子の安全トレーニング」プログラム開発
       「CEPティーンズドラッグワークショップ」プログラム開発
        「CEPホームレスへの差別ワークショップ」プログラム開発
       朝日タウンズ記事掲載(CEP親子の安全トレーニング)
       北海道新聞記事掲載(CEP親子の安全トレーニング)
       岐阜新聞記事掲載(CEPティーンズドラッグ)
2005年    朝日新聞記事掲載(ホームレス交流記録冊子)
       東京新聞記事掲載(CEP親子の安全トレーニング)
2006年   「CEPいじめと人権ワークショップ」プログラム開発
       CEP不登校親子サポートセンター開設(立川市錦町)
       朝日タウンズ記事掲載(CEPティーンズドラッグ)
        NHK首都圏ネットワーク放映(CEP親子の安全トレーニング)
      東京MXテレビ放映(CEP親子の安全トレーニング)
       立川マイテレビ放映(CEP親子の安全トレーニング)
        日本テレビNewsリアルタイム放映(CEPいじめと人権)
2007年   「CEPいじめをやめようワークショップ」プログラム開発
2008年   J・COM杉並区放映(CEP親子の安全トレーニング)
2009年   「CEPネット・ケータイを上手に使おうワークショップ」プログラム開発
2010年   「CEP思春期からの性と危機管理ワークショップ」プログラム開発
       学習ひろばだんだん塾開設(立川市柏町)
2013年   「CEP子どもの安全トレーニング」プログラム開発
2014年   事務所移転(武蔵村山市)
2017年   団体発足20周年
2021年 「いじめのリアル—CEP・子どもひろばの出前授業~23,500人の子どもの声」出版
     読売新聞記事掲載(いじめのリアル)
2022年  朝日新聞記事掲載(いじめのリアル) 
     「いじめのリアル—CEP・子どもひろばの出前授業~23,500人の子どもの声」重版



# by ckdmhrbb | 2024-09-11 09:45 | 活動記録 | Comments(0)
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1997年発足・子どものいじめを防止し命と安全を守る出前授業を実施しています。毎回のアンケート結果を公表します。


by Cepkodomohiroba
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