30,000人の子どものアンケートを保管しています
研究者、専門家、団体の皆様へお願い
団体発足20年を機に23,500人の子どものアンケートをまとめた「いじめのリアル」は1000冊重版して、
全国の公立中央図書館、教員養成大学などに寄贈し、残りは40冊程度になりました。
現在は発足26年で30,000人の子どものアンケートを保管しています。
実は当会ではアンケートの子どもの言葉に注目して出版しましたが、
アンケート集計作業でいくつか感じたことがありました。例えば
1.相談相手を聞いたところ、以前は「犬、ハムスター、とかげ、かめ、ウサギ、キンギョ、人形」など
バラエティーがあったが最近は「父母、先生、友達」などに限られる。
2.「相談相手がいない」と答えた子が以前は中学年以上だったのが最近は小学1年生でもクラスに複数人いる。
3.「いじめを見たことがある」と答える子はほとんどが自分自身がいじめられた経験があるケースが多く、
「見たことがない」と答える子はいじめられた経験がないと言う。
4.いじめられた時の気持ちは以前は「つらい、学校に行きたくない、死にたい」などでしたが、
最近は「殺殺殺、殺す、死ね」など攻撃的なものも増えている。
などです。
こういった傾向などを統計で分析できれば意味があるかと思うのですが、当会にはこれ以上の作業は無理なので、
どなたか研究者など興味のある方にアンケートを提供して、資料として研究して頂けたらと考えております。
現在、当会倉庫に保存しているアンケートはA4ファイルで5~6センチの厚みのものが約80個あり、
段ボール箱にすれば10個位になるかと思います。
恐らくは研究室とか、団体とかの人手がある所でないと難しいのかもしれません。
このような資料の二次利用の提案をご検討いただけましたら下記にご連絡ください。
E-mail kodomohiroba2022@yahoo.co.jp
NPO法人市民共同学習プロジェクト子どもひろば 代表理事 高橋真佐美
by ckdmhrbb
| 2024-09-11 11:50
| いじめのリアル 23,500人の子どもの
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