プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」対象は小学校6年生2クラスでした
Q1.あなたは誰かからいじめられたことがありますか?
A.・ある 34 % ・ない 66 %
Q2.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
A.・悲しかった、自分がゴミのように感じた ・その人に会いたくなかった
・信用できなくなった ・うざいと思った ・めんどくさい
・ずっとおびえなきゃいけないと思った ・こわかったしはずかしかった
・毎日がとても辛くて苦しかった ・いきどおり、いかり、苦しみ、面白み
・何あいつ、消えろ、死ね、ゴミ人間と思った
・まあいいや、人生にいじめなんてあるんだから
・いやとかそういうのは感じなくなってきた、最初は死ねって思ってたけどもう
最後(5~6年)はあんまり思わなくなってきた。人をさけるって本当にやめてほしい
Q3.あなたは誰かをいじめたことがありますか?
A.・ある 22% ・ない 78 % ・わからない
Q4.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
・実行している時はめちゃめちゃ気持ちよかったけど、でも自分にやられたら悲しいなと
思ったり、いじめてるのがくやしい ・周りに合わせていた
・分からない、でも今ではあの人はいやだったのかもと考えた
・まあちょっと楽しくてちょっと反省していた ・いいのかな?
・自分もいじめたくなかったけど参加しないといじめられると思ったから
・やばい、やっちまった
・遊んでいるだけだと思った、お母さんからおこられていじめだと気づいた
・友だちもやってるからいいか(授業を受けてからは変わった)
・その時はよかったけど5分ぐらい後にめっちゃ自分と同じことをされてるいると思ったら
辛くなった
・周りに合わせたほうがいいかな?後になってからだと「何であの時あんなことしたんだろう
あの時の自分がおかしい
Q5.あなたは誰かがいじめられているのを見かけたことがありますか?
A.・ある 28% ・ない 72 %
Q6.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?
・かなしい ・ひどい、言いにくい ・何でいじめをするのか分からないと思った
・バカだなと思った ・自分じゃないからいいか
・助けたかったけど助けたら自分もいじめられると思った
・不快に思った。止めれば良かったと後悔した ・大丈夫かな?
・自分の仲の良い友だちだったから自分も傷ついた
・女子グループではだいたいだれか1人がかげ口とか言われているからかわいそうとだけ
思った
・その人を助ける、助けられる方法はないのかと思った
・その人を助けたいと思った。で、仲介に入ってみたらあっさり終わった
Q7.ロールプレイを見て、「こんなことを言われた時、自分ならこう言う」という言葉が
ありますか?
・「お前今あおっただろ」→今のはぼく自身もあおっていないと思うし、あおりの種類ではないよ
・いじめられてる所を見たら→その人のどこがいけないのだ
・わるぐちを言われたら→ろんぱする、れいせいになる
・「年下のくせになまいきだな」→そういうことを言うほどひまなんだな
・悪口→僕にそのことを言うのは10億年早いよ~
・職業差別→へー、そうなんだ。で、それで何か?
・「あいつヤバ」→お前がヤバイんだよ
・「シカトしただろ」→かんちがいです
・「死ね」→いやいや、じぶんは生きるから
・性差別→性別で分けられてしまったりするなんて不公平だよ!
・「びんぼうだよね」→びんぼうでも幸せだよ
・いじめられてる子に→大丈夫、なにかできることはある?
・職業差別→どんな職業を大事だよ(授業を受ける前は何も言いかえせないかも知れなかった)
・職業差別→この世界に八百屋やスーパーとかなかったら野菜食べられないじゃん、本当に
かつやくしているのは中小企業とか目立たない職業が支えているんだよ
・言い合いになった時→落ち着いて話そう
Q8.ワークショップの中で印象に残ったことや気付いたこと、その他意見や感想が
あれば自由に書いてください。
・本当に「いじめない」ということや、もしいじめられたら「いじめてる方がはずかしい。
こっちはちっともはずかしくない」と思って堂々と大人にそうだんしたいです
・「差別」という直接的な重い言葉でも、しっかりこちらが受け止められるような説明を
していただいてありがとうございました。
・大人になっていくにつれて自分のやることに責任を持ちたい
・世界にはいじめでこまっている人がたくさんいて、いじめられることは、はずかしくない
・とても頭にのこりました!ふだん自分から進んで調べることではないので、とても
役立ちました!!
・この前友だちにやられたことが犯罪だと知るとあまりこわくなくなりました
(トイレでズボンをぬがされた)
・ふだん自分がじょうだんやおもしろく友人に言っていることが、いじめにつながっている
ことを知って、自分がとても恥ずかしくなった。そしてひどく罪悪感を覚えた。
・ロールプレイなどを使っていて分かりやすく覚えられた。過去にあったいじめについての
ことを思い出した。思い出せてよかったと思う
・いのちは1つだワン。いじめられた時に役立つ
・私はいじめについての本を読んだことがあり、その時は「こんな話もあるんだな」と思って
いたけれど、今回お話を聞かせてもらって、いじめは本当に身近にあるものだなと思った
いじめられたことがある人、ない人、いじめられた人、1人1人にそれぞれコメントがあって
将来自分もいじめられるかも知れないから覚えておこうと思いました
・ロールプレイが自分の過去と同じことがあったのを思い出しました。あの時こういうふうに
言えば良かったと思いました
・自分では気づいてないけど相手は死ぬほど辛いことが分かった
・最初の方のロールプレイの子が強気に答えていてそれがけんかにつながるんだと思った
強気で入れる自信がすごかった
・最初に金魚で例えていて、確かに人間も似ていて、他の人と少し違うだけで差別を
してしまうなと思いました
・いじめをやってて犯罪にならないのが良くないと思った
・いじめはたとえささいな事でもそこから大きくなり犯罪となることが知れてより気を付けたり
注意していきたい、いじめは気づかないうちに広がり増えていくことが分かった
・自分が軽い気持ちでおもしろがっていやがらせをしていても、あいてが負った傷は深いから
いじめはこわいと改めて感じた
・いじめられた側の人の気持ちは何となく分かっても、ほんとには分かんないから、
どんな気持ちだったかを聞けて本当に辛いだろうなと思った
・いじめは駄目って分かってるけど、やってしまう。でもやるとスッキリする。でも後に
後悔する。でもやめられない
・自分自身の行動を振り返ることができた
・人権が前まではちょっとしか分かんなかったけど話を聞いてよく分かった
・子どもだからつかまらないではなくて、世の中には見えていないからつかまらないと知った
いじめはやった方もされた方もずっと忘れられないと知った、いじめをされたらやり返す
ではなくて、それ以上に幸せに生きるといいと分かったのでそれを忘れないようにしたい
・悪意でいじめてる人を見て改めて同じ人間として恥だし、どんだけ周りを見てないんだよ
と思った。ちょっとからかったりとかしただけで相手はすごくいやなことだったと聞いて
感じ方は人それぞれ何だなと思った
・ロールプレイは言葉では感じられないふんいきや表現の仕方があってわかりやすかったし、
自分の考えを深められた。