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小学校いじめ防止出前授業・子どものアンケート結果

プログラムは「CEPいじめと人権ワークショップ」対象は小学5年生3クラスでした。

中学生向けに開発したプログラムなので、5年生には少し難しかったかな?と思っていましたが

アンケートを見ると、メッセージをしっかり受け止めて、よく考えてくれたことが分かりました。



Q1.あなたは誰かからいじめられたことがありますか?

A.・ある 40 %    ・ない 60 %





Q2.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?

A.・ひどい、感情じゃあらわせないくらい・・・  ・つらかった、今も心に残っている

 ・いやで心はくらやみともやもやがまわってる気持ち ・悲しくてもう家にひきこもりたい

 ・くやしい  ・無(どうでもいい)  ・とてもかなしい、なんでやるのだろう

 ・どうしても誰も助けてくれないの?という気持ちでした  ・いっそ死んでしまおうか

 ・誰にも言えなくて孤独だった  ・呪ってやると思っていた  ・苦しかった

 ・イライラ(なんで自分はいじめられるのか)  ・最悪な気持  ・やめろよ~

 ・親や周りの人に言ってもあまり信じてもらえずとにかく悲しかった

 ・「ふざけんな、おんなじ人間なのに何が楽しいんだよ」っていうかんじです

 ・ひとりぼっちはさみしかった、だれもあそんでくれなくて悲しかった



Q3.あなたは誰かをいじめたことがありますか?

A.・ある 10 %     ・ない 90 %



Q4.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?

A.・おどされたからこわかった  ・なんでやっちゃうんだろうと思いながらやった

 ・ムカつく  ・妹が暴言をはいてくるから、いかりでまんぱいだった

 ・心が痛い、少しだけど「どうだ!」みたいなかんじだった (ちょうしにのってた)

・たのしい、おもしろい   ・何ともないかんじ



Q5.あなたは誰かがいじめられているのを見かけたことがありますか?

A.・ある 31 %     ・ない 69 %



Q6.あるとこたえた人はその時どんな気持ちでしたか?

A.・人としてだめだな  ・こわくて1歩も動けなかった ・かわいそう、助けたい

 ・どうしよう、注意したほうがいいかな  ・ゾッとした気持ち ・やられたくない

 ・助けに行こうと思うほど脈をうつ速さが上がっているような感じがした

 ・とてもかわいそうで、その子の気持ちがわかるなーと思った ・最低と思った

 ・自分は何をしたらいいのか分からなくなった ・だいじょうぶかな・・・・

 ・ひどいと思った、さすがにそれは…と思った  ・助けたいけどゆうきがない

 ・悲しい気持ち、こっちまでいやになる




Q7.ロールプレイを見て、「こんなことを言われた時、自分ならこう言う」という言葉がありますか?

A. ・「チビ」と言われた時「チビの中ではでかい」という

  ・「きもい」と言われたら「あなたの心の方がきもちわるい」と返す

  ・「職業差別」の時のロールプレイで自分なら「へぇー、それはすごいね。それで話の要点は?」

   と聞き返そうと思いました。

  ・「キモイ」って言われたら「何でそうゆう言葉で言うの?人をきずつける言葉はだめだよ」

って言う



Q8.ワークショップの中で印象に残ったことや気付いたこと、その他意見や感想が

あれば自由に書いてください。

 ・私が幼稚園のいじめよりも、たくさんのいじめをされている芸能人や俳優などもつらい気持ちを

  されていることが分かり、他にも毎日いじめられてしまう高校生が自殺をしてしまうのが

悲しくて、私の姉もいやな気持で休んだりして、私も休み、母が「たまにはにげてもいいんだよ」

と、伝えて、いじめは本当に犯罪だということが分かりました

 ・いじめは全く意味のないことと分かった。人権はだれにもある

 ・いじめは人を死までおいこむ

 ・自分でやってしまったいじめはブーメランみたいに帰ってくることが分かりました

 ・学校の中にけいさつがいたらいじめはなくなると思ったけど見えない所でやるかもしれない

 ・いじめを見かけたらどうすればいいのかを考えることができた

 ・学校で起きているいじめは外では犯罪ということが分かった

 ・話がすこしつらかった

 ・先生たちのロールプレイがすごく心に残っています。めっちゃわかりやすかったです

 ・いじめをしている人、されている人がいたら、きちんと言いたいと思いました

 ・言葉の返し方がわかった

 ・シンプルな感想ですが、いじめは人の人生をうばってしまうかもなので、ぜったいにだめ!

  ということに気づきました

 ・よく考えればいじめは「一方的」で、けんかは「お互い言い合っている」

 ・差別にもいっぱいあることが分かり、いじめがいやで自殺し手紙を残してもそれは全てが解決する

  ってわけじゃないのが1番おどろいた。この話を聞いてあらためていじめはぜったいにしては

  いけないことが本当に分かった

 ・被害者側の気持ちになることで、このようなことがなくなるのかなと思った

 ・いじめられてて憎んで自殺してしまうのがこわかったです。助けなかった人にもにくんで

  悪いことにつながってしまうことが悲しかったです

 ・私はいじめられたことがあります。そのときにただだまっていたので、またいじめがあったら

  いじめは犯罪ということを教えてあげようと思います

 ・パネルなどで問題を出すことによってどのパネルか話し合っているうちに、犯罪や人権について

  くわしく知れたかなと思った。ロールプレイではいじめを見ている人の気持ちになったり

  ケンカといじめの違うところがよく分かった。芸能人がいじめられていたことも、知っている

この人もいじめられていたということなども良く分かった。とてもいい機会でした

 ・ワークショップでいじめや人権について楽しく分かった。もらった動物のだじゃれのカードなどは

  楽しく笑っているうちに頭にいじめや人権について入っていくので、すごく効果があると思った




*質問

 ・お母さん、先生に言っても変わらなかったらどうすればいいですか?

*

・あなたの周りには他にもたくさんの大人がいますよね。あきらめないで探してみてください。

 例えば、保健室の先生や相談室の先生、校長先生、部活の先生もいますね。

 しんせきのいとこやおじさん、おばさんはどうですか?

 すぐに変わらなくても話を真剣に聞いてもらえれば気もちが少し楽になりますよね。

 それから子どもからの相談をメールや電話で受ける窓口や団体もありますから、元気を出してね。

 



by ckdmhrbb | 2021-10-28 08:39 | CEPいじめと人権ワークショップ | Comments(0)
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1997年発足・子どものいじめを防止し命と安全を守る出前授業を実施しています。毎回のアンケート結果を公表します。


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